第一ステージは８位に終わった鹿島アントラーズ。 しかし第二ステージは安定した強さで首位を走っています。
その強さの秘密に迫りたいと思います。
相馬 直樹選手第ニステージは快進撃と言っていいと思うのですがその要因は何だと 思われますか？
：どの試合も先に点を取るというのが大きいんじゃないかなと思いますけど 守備が安定しているってのもそうなんですけど、前が我慢してれば取って くれるっていう状態になってますので、後ろも無理して攻めなくてもいい。 無理に攻撃しすぎない、その分後ろは守備に専念できる。
べテラン選手からみて、若い選手がどんどん伸びて行くっていうのはどんな 気持ちなんですか？
：それはプロにとってはいい刺激だと思うし、それに負けてはいけないというか そういうのがあればあるほど競争の世界ですからね。
中田 浩ニ選手チーム全体がいい状態にあると思うのですが、守備もかなり安定していると 思うんですが。
：チームとして守備意識というのは高まったし、ＦＷからどんどんボールを追ってくれるんで後ろとしては守りやすいし、コース限定できるんで。
オリンピック代表選手がアントラーズはすごく多いんですけどお互いに刺激になっているという部分はありますか？
：僕個人は満男が活躍していると僕も活躍したいなと思うし、 いい刺激になっているっていうか、活躍したら自分もそれ以上に 活躍したいし目立ちたいしと思ってるんですけど、負けないようにやってるんですけど。それがいい方向にいってんのかなと思うんですけどね。
トニーニョ・セレーゾ監督 ベテラン選手と若手選手とがうまくひとつになってるなと感じがするのですが。。。
：アントラーズには若い選手がとても多くチームの将来は彼らにかかっています。 そしてベテランの選手たちは勝つために若手選手をサポートしなけれ ばならないことをよく理解してくれていて、それが上手く噛み合っているので これは双方にとっていいことだと思います。 ベテラン組みには次の契約につながってきますし、若手選手は自信を持つ ことができます。
特に力を入れて指導してきたことというのはありますか？
：もちろんフィールドでの練習を一番大切にしています。そしてもうひと つ私が選手たちに伝えたいのは、いかに自分たちが重い責任を背負っているかということです。単にアントラーズのユニフォームを着ているということだけではなく、そこにはサポーターを楽しませ、感動させる責任があるのです。 それを自覚させることが選手たちの試合に対する集中力と勝利に向かう意欲を湧き起こし自分のユニフォームに対する責任感が生まれてくるからです。 アントラーズには素晴らしい技術や素質を持った選手、それに日本代表クラスの選手もいるわけですから、監督としてはフィールドで何をするべきかを 指導していくだけです。あとは彼らが個性を伸ばしていくこと、これが一番大切なのです。
柳沢 敦選手攻撃陣も好調ですよね。
：チーム全体の流れがいいから攻撃にチャンスが巡ってくるというか守備がしっかりして、いいかたちでボールをとらえると、そこから攻撃というのは速く攻められますし相手が守りずらい状況の中でシュートまで もってゆけるのでそういう点で今はいい状態にあると思います。
平瀬 智行選手第二ステージに入ってからは、ずっと試合に出場してますよね。
：そうですね。ファーストステージよりは体のキレもいいし、チームの状態もいいし楽しくサッカーやってます。
柳沢 敦選手とのコンビネーションという面ではいかがでしょう？
：毎試合、毎試合良くなってますし、昨日の試合もやなぎとのパス交換というのが多かったし、すごくいい感じできてます。
柳沢 敦選手：特に今、注意しているのは２人の距離をあまり開かないように、 一定の位置を保ちながら、ボールが動いたらこの２人も一緒に動くように、２人の距離を常に意識しながらやってます。 相手にとってはすごく脅威だと思いますし、平瀬ともっといいコンビができあがれば、もっともっと怖くなってくると思うので もっと努力していきたいなと思いますけど。
平瀬 智行選手
：守備の人に関しては、すごく頑張っているし、あとはＦＷの僕らがどれだけ 守備で貢献できるかということと、点を取ってどれだけ楽にさせられるかと いうことだと思いますので、頑張ります。
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